いよいよ公式戦初戦。
2015年4月5日、所属する地域野球連盟のトーナメント戦初戦をついにむかえました。(1回戦はシード枠としてパスしましたので、今回の試合は2回戦となります)
思いかえせばあっという間の初戦だとも言えるわけですが、いよいよとなるとなかなかの重みを感じるものです。
前回のチームについての記事で書いたように、目標はリーグ昇格。それが自分の仕事だと自覚しています。自分がこうだという手を打ってきました。そして、チームのみんなにはいわばそれに従ってきてもらったわけです。
さらに輪をかけるように、僕は監督就任にともないこの“the草野球blog”をスタートし、全世界にむけて自らの挑戦を声高に明らかにしました。
「勝たないと格好がつかない」
試合前日、この恐ろしい感覚にとらわれた僕は、とにかく現実から逃げるように酒をかっくらうのでした。
監督としての準備について
前日に参加確定した選手は12人。先発9人&控え3人でスタート。
僕たちのチームは勝利を最優先するにせよ「参加者は全員出場」を掲げていて、僕もそうあるべきだと思っています。
まず僕がやったことは、フル出場の6人を確定させることでした。6人フル出場、3人控えスタート、3人途中交代でまわすことにしたのです。
僕は守備を優先して考えました。優先したポジションは、ピッチャーとキャッチャー、サードとショート、そしてセンター。このポジションをかためることができる選手6人をまずは確定させました。
このチョイスは僕が考えた“勝ち上がるためのセオリー”に沿ったもので、うまいとかへたとかはあまり関係ありません。当日の参加メンバーとそのメンバーができるポジションを照らし合わせて決めていくわけです。そういう意味では非情になるというか、悪いな、と思う部分はありますが、そういう思いは飲み込むしかありません。
“勝つ事で還元するんだ”、と。さらに初戦へのハードルをあげるわけです。ああ、監督の無情。
とにかく、試合を通じて相手チームに弱点をさらさないこと。
それだけを考えて、先発メンバー、交代のタイミングなど、いくつかのパターンを考えて準備を完了させました。
おやすみなさい。
試合当日
いよいよ試合当日。早めに集合しチームとしての準備は十分に試合開始。
結論からいうと、
8対1のコールド勝ち!
やりました!まずは初戦突破、あと3勝で昇格の目標達成です!
チームの皆さん、お疲れさまでしたね。いい試合でした。
このブログでも書いてきたサイン!効きましたね〜。サインミスなどひとつもなく、ランエンドヒットも炸裂しました!
勝負を通じて感じたこと
草野球のトーナメント戦は本当に紙一重です。
コールド勝ちとはいえ、全く余裕がある試合でありませんでした。あの時もしもあの打球を捕れていなかったら負けていたかもしれない。そう思うプレーが思い出されます。打撃面でもあの一球を打てていなかったら、ということもありました。
そういう意味ではギリギリの勝利だったといえます。
一番いいシーンだったのは、大量得点差で勝っていた場面にも関わらず緊張からチームにエラーが重なってしまった時、うちのキャッチャーがチームに対して強くゲキを飛ばした場面でした。僕たちのチームは過去、大量得点差で勝っていてもエラーで崩れて負けた経験が何度もあって悔しい思いをしてきました。もう繰り返してはいけない失敗です。
しかし同じようにエラーがでる。浮き足立つ。いやな思い出が頭をよぎる。
そこで一喝!
僕たちのようにギリギリのところで勝つか負けるかを戦っているチームにとって大切なのは、この一喝のような鮮烈な刺激。
結果、その回0点で締め、裏の攻撃でコールドを決めることにつながりました。
次戦はピッチャーとの対決
すでに次戦の対戦相手は分かっています。僕たちの試合の後に対戦していましたのでチェック済みです。
いいピッチャーです。するどいストレートと沈みこむスライダー、抜群のコントロール。
負けられませんね!次も勝ちましょう!
以上、初戦の結果報告でした。次戦もご期待ください。