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草野球の打順の決め方。ベストな並びを考える。

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草野球の打順の決め方、どうしてますか?

 

草野球に限らず、少年野球からプロ野球にいたるまで、打順をどう組むかは非常に重大な戦略です。打線の並びがチームの攻撃力を左右するからです。

これまでの打撃成績はどうだったか。最近の調子はどうか。プレッシャーには強いか。器用なほうか。打つか打たないかでチームの士気に影響があるか。

打順を決めていく際には、このようなさまざまな要素を考慮しながら、また、事前に情報があれば対戦相手に合わせながら、打順を組んでいくわけです。

過去の記事 episode1 管理人インキョ、監督就任。に書いたように僕は今季から監督になりましたので、監督として毎試合打順を組む役割があります。

 

さてこの記事では、いわゆるセオリーをふまえつつも草野球チームならではの打順の組み方を考えてみたいと思います。

 

草野球での打順の組み方への考察

これから設定していく打順の組み方の条件は、その試合が負けられない公式戦での打順を想定します。勝つためのベストな打順を考えた時、どう組むかを考えました。

また、僕はピッチャーもやっていますので、ピッチャーに”こういう打線はいやだな”と思わせる打線という視点でも書かせていただきます。

 

各打順に理想的だと思われるプレイヤーの特長

1番

出塁率が高く足が速い打者を1番打者におくのがセオリーですよね。

草野球でもそのように選んで問題ないと思っていますが、僕はあえてパンチ力のある打者をここに置いてみるのもいいのではないかと思っています。これはピッチャーとしての経験からですが、一番バッターから振りが鋭いと「今日はちょっとしんどい試合になりそうだぞ」と不安な気持ちを植え付けられることがあります。逆に長打がなさそうな身軽そうな打者だと、ピッチャーとしてはリラックスして試合に入りやすい印象があります。

ですから、チーム内で3番目くらいの打率で中距離ヒッタータイプのバッターを配置してみると面白いかもしれません。また、ある程度度胸があるというか、先頭打者としてあれこれ考えずに、いちにのさんでドンといけるような打者であれば、さらに面白いかなと思います。公式戦の先頭打者って結構緊張しがちですので、肝がすわっているタイプが向いているような気がします。

 

2番

1番打者の選出をセオリーから外したことで、この打順にいわゆる一番打者を置きたいと思います。出塁率が高く足も速い選手です。

1番打者が出塁したら、ここで出塁率が高い選手がいるとチャンスが広がる可能性が高いですし、仮に1番バッターが出塁しなかったとしても、この打者から仕切り直すことができるのではないでしょうか。

この打者が器用であれば、なおベストです。

 

3番

この打順が草野球の華です

まず、連盟主催に限らず大抵の公式戦には時間制限がありますので、なるべく先の打順にいい選手を固めて置いた方がいい、という考え方に行き着くと思います。ですので、チーム最強の打者は4番でなくて3番、と僕は考えます。

打率も長打率も出塁率もチームNo.1。それに近い選手がどのチームにもいると思います。その彼を僕は3番にします。

 

4番

1、2、3番が出塁する可能性が高く、初回の攻撃からチャンスでまわってくる可能性がかなり高いのが4番バッターです。

ですから、この打順にはチームで最も勝負強い打者がベストだと思います。イメージとしては打率が高くミートがうまい中距離砲。右打ち・流し打ちなども器用にでき、三振が少ないタイプ。

4番がある意味、最もプレッシャーがかかる打順です。そのプレッシャーを確実にはじき返すことのできる選手がふさわしく、その彼はホームランバッターである必要はないと思います。

 

5番

ここでチーム1のパワーヒッターの登場はいかがでしょう。3番打者がチームのホームラン王でいいのですが、5番打者は、粗さもあるが一発もある豪快キャラの選手が面白いにではないかと思います。

彼が凡打ならチェンジ。打ったらビッグイニングの可能性。

僕はそういう組み立てをして試合に臨みます。

 

6番

僕はここからが1番から4番のループの始まりだと思っています。

6番打者には1番打者のような、一撃を秘めた打者を配置したいところです。この打順の選手にガツンといかれたら、ピッチャーはかなりしんどいと思います。仮に5番打者が長打を打った後、さらに長打が続いたら一気に流れがこちらに来ると思います。

5番、6番は長打の期待ができる選手を配置したいところです。

 

7番

この打順の選手は先述の2番打者のように、単打でつないでいくタイプの選手がいいのではないかと思います。 ちゃんと転がせたり、フォアボールをしっかりとっていける選手であればベストです。

2番ほどプレッシャーもかからなので、自由なプレーを期待したいところです。

 

8番

ここは、先発投手枠だと思っています。

草野球で先発ピッチャーを担当するレベルの選手は、そのチーム内での実力者のポジションでしょうから、打撃力もあることがほとんどだと思います。

ただ、先発ピッチャーでなおかつ3番とか4番はかなりキツいと思います。監督としては、ピッチャーとしての役目をしっかりと果たしほしいわけですから、打順だけでもゆるくしてあげたい。そう考えると、8番。その辺りがフィットするのではないでしょうか。

 

9番

次が1番バッターに回るわけですから、この打順は大事であることは言うまでもありません。

僕の場合、この打順に求めるのは出塁率です。1番打者にある程度パワーのある選手を配置するわけですから、9番打者が出塁できれば、長打1本で1点入るわけです。ですから、出塁率を重視して選手を決めていきたいと思います。

 

以上が、僕なりの打順に対する基本的な考え方になります。当日の参加メンバーや各選手の調子、相手投手のタイプなど、いろいろな要素が絡んできますので、打順を決めていくのは非常に難しい問題です。

打順がよかったら勝てた!結果的に、チームのメンバーにそう思ってもらえるように試行錯誤していきたいと思っています。

ではまた。

 


 







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