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自分のチームのこと

episode14 試練

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負けたら終わり。後期戦トーナメント初戦に臨む

いよいよ連盟公式戦の後期戦がスタートし、初戦を迎えた我がチーム。

「さあ、今回は必ず勝ち上がろうぜ!」

と前期戦の敗戦以降、気持ちは高ぶっていたものの、プレーボール前からかなり雲行きが怪しかった。

前回の記事で書いたように、初戦から“人が足りない”という超ピンチに見舞われたのだった。

 

試合にならない可能性もあるほどの状況

そう、草野球ではよくあることだ。人が集まらず戦力が大幅に落ちるという状況は。

しかし、ここまでのことはあまりないだろう。しかも公式戦に限って。

  • エースが来れない
  • キャッチャーで3番打者が来れない
  • 5番打者が来れない
  • セカンドレギャラーが来れない
  • 外野の要が来れない
  • 4番でサード、監督のインキョ(僕)がひどい腰痛で出れないかも

しかーし!決して諦めないのが我がチーーーム!

当日は10人のメンバーが揃った。

最悪、僕が腰痛でリタイアとなってもまだ戦える。

しかも、一筋の希望もあった。

それは、ピッチャーをできるメンバーが一人だけいたこと。これは本当にありがたかった。もし彼すらいなかったら、3回コールド負けに100万円かけていたところだった。

 

 

試合前のミーティングで彼に告げる。

「ユー、ピッチャープリーズね」

 

 

まともに歩くこともできない僕は、キャッチャー。

さて、運命のプレーボール。

この試合さえ乗り越えれば、次戦以降に弾みがつくことは間違いなかった。

 

熱戦の果て

結果は敗戦。

3対9。

 

決して勝てない試合ではなかったが、力及ばすに敗戦。

 

残念無念!

 

2015年シーズンが実質終了

1年で前期後期と2度ある公式戦が今回の敗戦ですべて終了。

基本的にチームの目標を公式戦突破としているため、僕たちのチームの2015年度シーズンは実質的に終了したことになる。

 

つまり、この熱い熱い夏場から秋口、そして11月末までの練習や練習試合などの活動はすべて、来季2016年度シーズンに向けての準備期間となるわけだ。

まずは、チームのみんなに「お疲れ様でした」と言いたい。

そして、「来季も頑張ろうぜ」とも。

 

来季に向けては、さっそくさっそく。

さて、私インキョ監督は今季から監督就任したわけだが、今度チームの幹部たちとも話して今後どうするかは決めないといけない。

徐々にと言ってる暇はない。来月にグランドが確保できたようなので、その活動の指揮は来季の監督が早速とるべきである。

 

以上、終わりは意外とあっさり。

しかし、負けてもなお、野球は最高に面白い。

来季に向けてまた一から積み上げよう。

 

 







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