監督としての初試合に臨む
監督として初めての試合。そんなに大げさな話ではないような気もしますが、これはこれでなかなかの経験となりました。
この記事を読んでいる人のなかの何人が監督を経験したことがあるでしょうか。
草野球の監督。
実際やってみると、結構いつもと違います。いろいろと違うのです。試合に臨む感覚がなんと言うか、今までより広く柔らかくなる感覚。選手は打撃に守備に、それだけに鋭く尖っていればですが、監督となるとそうもいきません。
初試合への考え方
2014年8月終わり、監督就任後の初めての活動が練習試合となりました。
もともと、9月からの活動を予定していたのですが、親交のあるチーム様からお誘いをいただく形で試合をさせていただくことになりました。
この試合に臨むにあたり、チームのメンバーには前回の記事草野球チームの監督になって、まずやったこと。の内容は連絡済みでしたが、この試合ではサインの導入はパスをしました。サインの導入は次の試合から行うことにしました。
前回の試合はチームとして勝ちに強くこだわった連盟の公式戦でしたし、ここのところ非常に制約のある試合(例えばファーストストライクは振らずに見ていくなど)が続いていましたので、今回は制約を一切もうけずにむしろ、
「全員、全打席全球、ホームランを狙ってくださいませ」
と宣言しました。縮こまらないバッティングがヒントになり、いい発見が生まれる選手がいるかもしれません。そもそもバッティングは水物。振りたいように振る方がいい選手もいるはず。そう考えました。
ピッチャーは、来季に投げる予定の3人で2イニングずつ投げるプランを立てました。投球のゴールは、腕をしっかりと振って、なおかつ制球力を維持すること。ひとり2イニングということも事前に告げておきました。
さて、試合結果は!?
7対5で見事勝利を飾りました!幸先が非常によろしい!
収穫は投手陣の制球がまずまずだったこと。エラーもあったなか、全員がきっちりと役割を果たす結果に。
そして何と言っても打撃陣!珍しく2本のホームランが飛び出す展開。
全球ホームラン狙い作戦の効果かどうかは分からないので、次の試合でもそうしてみようかと考えだしています。
以上、次の試合ではいよいよサインを導入する予定です。本当に機能するのかは疑問ですが、とりあえずやってみましょう。
戦績メモ:1勝0敗0分