勝つか負けるか、それは審判次第!?
草野球に限らず、野球という競技全般において、審判が重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。
セーフかアウトか。 ストライクかボールか。
この判定が勝敗を分けることになります。
ひとつの判定が試合の空気を変え、チームの勢いを変え、勝敗を変える。
野球で勝つか負けるかは、ある意味で審判次第とも言えるかもしれません。
決して大げさな話をしているのではありません。
例えば、非常に有名な試合ですが第89回全国高校野球決勝 広陵対佐賀北
この動画の9:19秒の一球がもしストライクだったなら、広陵が優勝していたのではないかと思う人は少なくないのはないでしょうか。
決して審判を非難しているのではありません。あの一球の判定はボールでもいいと思います。正しいとか間違っているの話ではなくて、このような微妙な判定が勝敗を左右するのが野球だと思えるのです。
さて、草野球ではそのあたりどうなのでしょうか。
草野球における審判の担当は?
草野球の試合で審判を務めるのは、以下の2パターンのいずれかになります。
選手が審判を行うパターン
練習試合では、攻撃側のチームから選手をひとり出し審判を行うことが多いです。審判を担当する選手が毎回のように変わることもあり、ストライク、ボールの判定が安定しないまま試合が進むことになります。また、塁審は存在しないため、盗塁時のクロスプレーなどは正確に確認できず、おおまかなタイミングで判断することになります。
専門の審判員が担当するパターン
地域連盟や私設リーグでの試合では、専門の審判員の方に審判を担当していただくことが基本となります。ですので練習試合よりも公平で正確な試合が期待できます。しかし、専門の審判員とはいえ決してプロではないので、すべての審判員が一律のレベルであるわけではありません。いずれにしても、審判の方々には感謝です。
草野球の審判は、超粗いのがデフォルト。
ストライクなのにボールと言われるピッチャー。
セーフなのにアウトと言われるランナー。
練習試合ではよくある光景ですよね。できれば、このようなミスはないほうがいいに決まってます。
しかし、選手同士が審判を担当し合う草野球の練習試合では、審判のミスは頻繁に起こってしまいます。
判定をめぐって文句を言ったりイライラを出したりする選手がよくいますよね。
文句を言うほどなのですから、きっとその選手が正しくて審判が間違っているのでしょう。
しかし、ど素人の審判がやっているのだから、ひとつひとつのミスを責めてもしょうがない。そういうものと割り切って受け入れるしかありません。
審判の判定ミスは、草野球の前提。草野球の一部と思った方がいいのではないでしょうか。
なぜならば、正確さを求めても、取り急ぎの解決策がそこにはないのですから。
草野球ではアバウトを楽しもう
正確な草野球はもう諦めましょう。
選手もアマチュア、審判もアマチュア。お互いミスが当たり前。草野球に正確なジャッジを求めるのはもはや愚問です。
ですからミスジャッジにはイライラぜずに、ミスはお互い様だぜ!と余裕シャクシャクに草野球を楽しでいきましょう!そうすることで、お互いにとってもっといい野球になるはずです。
以上、審判になったときは自信をもってズバズバとジャッジしていきましょう。文句はきっとでないはずです!
ではまた。