真夏の野球の原風景。
夏が来るたびに蘇る少年時代の記憶。
白球、太陽、セミの声。
グランドはジリジリと熱を放ち、スパイクを焚き付ける。
終わらないノック。吹き出す汗。
みっ、みず…。みずがのみたい。
ノドの渇きが限界を迎える寸前で「よし、休憩!」の号令。
我先にと水飲み場へダッシュし蛇口を奪い合う。
うまい、うまい。水道水がうまい。もう一口、もう一口。。。
少年たちの悪知恵とユーモア
いずれ水を飲めるにしても、我慢の時はつらい。
水が飲みたくても飲めない、は想像を絶するつらさだ。
そこで悪知恵を働かせて、なんとかしたくなるのが少年たちの性分。
グランドの隅にあるブラインドスポット、“隠れ蛇口”を発見し、そこへ向ってボールを転がす。そして、ボールを拾いながらこっそりと蛇口に近づく。。。
そして、ゴクリとやる。
仲間の元に戻っても笑顔は厳禁だ。渇いた顔をキープする。
そして、次はお前の番だ、と仲間のために豪快に暴投。隠れ蛇口に向って思いっきり投げてやる。
走れ!蛇口に向けって走れ、友よ!
腹の底では大笑いしながら、僕たちはその後ろ姿を見送るのだった。。。
真夏の野球の原風景。多くの草野球プレイヤーたちにも、似たような記憶があるのではないだろうか。
先日、そんな少年時代の記憶を思い出しながら、夜な夜なネット動画をあさっていると、信じがたい商品が僕の目に飛び込んできたのだった。
やばい“給水アイテム”を見つけてしまった
これぞ、隠れ水分補給マニアの心を鷲掴みにする商品。
その名は“グラスク”
驚くなかれ、これがその全貌だ!
えーーーーー!
紹介動画をどうぞ
突っ込みどころ満載っぽいので最初はギャグかと思ったが、結構マジな商品っぽい。
以下が紹介動画。
「KICK STARTER」っていうクラウドファンディングサイト(資金調達サイト)で、動画の2人がこの“Glask(グラスク)”っていうグローブを作りたい!と協力を募り、なんと目標額を達成!
25ドル払えば、このグローブが手に入るよう。
紹介サイト:GLASK: the original glove flask!
アメリカンな発想には脱帽
これは、水を我慢させられた日本の野球プレイヤーがコソコソと水を飲む感覚とは違う気がする。。。
なんか、もっと野球楽しもうぜ!的なそっちのベクトル。なんなら、ウィスキーとか入れて飲んでそう。
うーん、そんな陽気なアメリカが好きだ。
以上、かなり変化球な野球用品のご紹介でした。
真夏の草野球にひとついかがでしょうか。もしかしたら、結構使えるかもしれませんよね。スポーツドリンクを凍らしたりして。
ではまた。熱い夏を乗り切りましょう。