のるかそるか、ああ草野球は最高だ
2015年5月10日(日)、僕が監督を務めているチームの公式戦4回戦が行われた。
前回の3回戦に勝利した記事でもふれたが、今回の相手ははっきりいって手強い。ピッチャー、キャッチャー、ショートの主要ポジションを若手3人が担当。その他は40台半ば。勝つためのチーム作りとしては正攻法であるが、ちょっといやらしい感じもする。
「野球は3人で勝てるほど甘くないってことを教えてやろうぜ!」
と、僕たちは大いに意気込んで試合に臨むのだった。
暑い暑いグランドに響き渡る「プレーボール!」の声。
もつれにもつれるシーソーゲームに
1回表から3点を取られる展開も、こちらとしては余裕しゃくしゃく。これくらいの点差は今まで何度も逆転してきた。
相手投手は長身で若く球が速い。
しかし、僕たちは強い!単打長打を絡めながら、そして相手のミスも重なり4回終了時点で3対5。逆転!
そう、私インキョ監督にとっては、この展開は想定範囲内。3点までは取られても問題なし。
しかしその後、逆転をゆるす。6対5。
勝負は最終回へ
最終回表の相手の攻撃をしのいで、裏でサヨナラ勝ち。
これが僕のプランだった。
しかし、そうは問屋がおろさない。それが草野球。
風もあってフライがとれない!アウトがとれない!
ランナーがたまって、ガツンと打たれる悪循環。そう、落ちてはいけない負のスパイラル。なんと最終回表に6点を取られ、12対5。
つまり、ここで勝負あり。
最終回裏の攻撃で1点を返したものの12対6で決着。僕のチームの春の挑戦が幕をとじたのでした。
草野球にひそむ“負ける法則”
今まで10年草野球をしてきた。何度も負けてきて、今日も負けた。
負けるには理由があって、それは何かを考えるとひとつの答えにたどり着くものだ。
草野球をやっている人はみんな知ってる“負ける法則”
それは
「より大きなミスをしたチームが負ける」
ということ。
草野球だからミスはつきもの。両チームから当たり前のようにミスが出る。問題はそのミスのサイズ。
今日の試合では相手チームのいつくかのミス、つまりエラーやボーンヘッドなどがあり、何度も助けられた。
しかし振り返ってみると、僕たちのチームのミスのほうが不幸にも大きなミスだったと思う。これははっきりいって、運の要素がかなり強い。
だからミスをした選手のせいで負けたわけではない。
こちらのミスのほうが大きかったという不幸のせいで負けたのだ。
監督としては、そう考えたい。
次の舞台は野球連盟公式戦の後期戦
のるかそるか、ああ草野球は最高だ。
とはいえ、運のせいですべてを片付けるのではなく、敗因を埋める練習をちゃんとして後期戦に臨みたい。
ということで以上、前期終了。チームの皆さん、次の試合に向けて、みんなで頑張っていきましょうね。