いよいよ3回戦がプレイボーーール!
前回の試合での2回戦勝利からちょうど2週間後の2016年8月21日日曜日。
いよいよ3回戦の戦いが始まった。
1、2回戦と大量リードでの快勝でここまでコマを進めた我がチーム。今回の参加メンバー11人。ベストに近いメンバーが集結し、気合十分。
こちらが先攻。プレイボーーール!
接戦。逆転。シーソーゲーム。
相手チームは20〜30代半ばで構成されたチーム。我らよりも若く全体的にパワーもあるよう。相手ピッチャーの球もなかなかきている。
しかしこちらも負けてはいない。このところ隙のない攻撃ができていたし、守備面でもピッチャーの好投が光っている。
ゲームは一進一退。緊迫した攻め合い、守り合いで終盤へと突入していった。
規定の試合時間は80分。5回表のこちらの攻撃を終えた時点で試合時間70分を経過。
スコアは3対2でこちらがリードしている。
残り時間は10分。仮に裏の攻撃を凌いだ時点で試合時間80分を越えていれば次の回へとは進まずこちらの勝利となる。
今になって試合を振り返ってみれば、この時点からの攻防で2つのポイント【勝敗の分かれ目】があったと思う。
勝敗の分かれ目① 相手4番バッターとの勝負。
5回裏、相手の攻撃。
相手打者は必死にボールに食らいつき、こちらも全身全霊で守る。グランドからの熱気が試合全体を覆いこむ。
何とか2アウトまでこぎつけたものの、ランナー2、3塁。ワンヒットで逆転の苦境。
しかも相手打者は4番バッター。体が大きくパワーがある。ここまで2打数1安打。2打席とも球足の速い当たりをかっ飛ばしている強打者だ。
サードを守る僕インキョは、時計を見やる。
残りは5分。この5分を経過すれば、この回で終わり。つまりリードを保って時間オーバーとなれば勝利。引き分けならくじ引き抽選。逆転されて時間オーバーなら敗戦。
ここで、ひとつの考えが頭をよぎる。
タイムを取り、時間を稼ぎ、この4番バッターを敬遠。満塁とし、次の5番打者で一か八かの勝負。抑えれば、時間超過となり勝利確定。打たれれば、引き分け抽選か敗戦となる。さてどうするべきか。。。
しかし、満塁策には押出しというリスクもある。。。
あなただったらどうしただろうか。
結局、僕は何もコールしなかった。4番打者との勝負となる。
外角低め。いいコースに投げた。
カッキーン!
ボールの行方は無情にもレフトオーバー。逆転のツーベースヒット。スコア3対4。
無念の結果。
しかし、まだ諦めない。次の5番打者を時間内に抑えれば裏の攻撃がある。
残り1分。
5番打者が打ったのはファーストフライ。時間内でチェンジ。
さあ、攻撃だ。
勝敗の分かれ目② スクイズか否か。
1点差を追う最終回の攻撃。
三番からの好打順。
積極的なスイング。相手内野手のエラーで出塁。
ノーアウトランナー1塁。
次は4番インキョ。僕だ。
ここは何としても打たねばならん。集中力MAX。
内角のストレートをバシッとジャストミート。三遊間を破るシングルヒット。
ノーアウトランナー1、2塁。
絶好の状況。
5番が堅く送りバント。
成功。1アウトランナー2、3塁。
ここで、どうするべきか。
ほしいのは1点。
もう時間の制限はない。タイムをかけて、スクイズの提案もありだろう。もしくはプッシュバントか。
ゴロさえ打てれば、1点は確実。3塁ランナーは俊足だ。
内野ゴロからのファーストへの“投げたらGO”で1点。何かしらのゴタゴタがあれば2塁ランナーの僕もホームへと突っ込める。
しかし、結局、僕は何のコールもしなかった。
バッターが積極的に振りにいく。
ファーストフライ。2アウト。
次のバッターも凡打で3アウト。
つまり、そう。
ゲームセット。
負けた。負けた。3対4。
真剣だった分、へこむ。ショックがでかい。
チーム全員がそうだった。
まとめ
今回こそは勝ち上がりたかった、しかし無理だった。またも、無理だった。
結果論となるが、勝敗の分かれ目は上記の2つだったと思う。どうすればよかったか、未だに分からないが、何とも悔しい次第だ。
ベストを尽くしたと思う。
しかし、勝つことがベストである以上、少なくとも勝つチャンスがあったであろうこの展開においては、僕達の行動が本当にベストを尽くしたのか、というとそうであるかは分からない。
結果として負けたのだから、きっと違う。ベストを尽くしていなかった可能性のほうが高いとも思う。
やった後悔よりも、やらなかった後悔のほうが重い。
結果的に草野球も真剣にやれば奥が深いな、と改めて思う。
ということで、今季公式戦終了!
残念無念の結果にi終わりましたが、上位リーグ進出はまだまだ諦めていません。来シーズンに達成するでしょう!
皆々様、少なくともやって後悔!やった未来には納得できるはずです。
勇気をもって、積極的な草野球で勝利を重ねてください!
ではまた!