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徹底比較!ビヨンドマックスメガキングvsカタリスト【軟式用複合バット2017】

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飛ぶ複合バットの双璧。ビヨンドマックスとカタリストを比較する。

 

今回の記事では、飛ぶ複合バットとして圧倒的な人気を誇る「ビヨンドマックス」と、その次に人気があると思われる「カタリスト」を比較していきたいと思います。

著しい進化を続ける軟式バット。その主役2ブランドの秘密を探っていきましょう。

  1. メーカーを比較する
  2. 構造を比較する
  3. 2017年最新モデルを比較する
  4. 実売価格を比較する

の順でご紹介していきます!

 

① メーカーを比較する【ビヨンドマックスメガキングvsカタリスト】

まずは、どこのメーカーが作っているのか比較してみましょう。

ビヨンドマックスメガキング【メーカー比較】

「ビヨンドマックスメガキング」は、日本を代表する野球用品の老舗メーカー「ミズノ」が製造しています。草野球プレイヤーには、超おなじみのミズノ!日本メーカーということで安心感がありますね。日本の技術力を感じることもできるはず!

ビヨンドマックスシリーズに関しては、以前の記事【飛ぶ軟式バット】徹底比較!ビヨンドマックスシリーズ大特集。でもご紹介しています。合わせてご参照ください。

※ちなみにビヨンドマックスメガキングの原産国は中国です。日本のメーカーによるプロダクトですが、国産バットではありません。

カタリスト【メーカー比較】

「カタリスト」は、アメリカの老舗の野球用品メーカー「ルイビルスラッガー」が製造しています。ルイビルスラッガーの設立はなんと1884年。ミズノの設立は1906年ですから、会社の歴史では、ルイビルスラッガー社の勝利です。

バットメーカーとしても超老舗で名門。かつてはあのベーブルースも愛用し、多くのメジャーリーガーが愛用してきました。

そう、カタリストを製造しているルイビルスラッガーは、軟式バットのみならず、硬式用木製バットから硬式用金属バット、ソフトボール用バットまで、さまざまなバットを製造しているメーカーなのです。

※ちなみにカタリストの原産国も調べてみましたが、ビヨンドマックスメガキングと同様、中国でした。原産国対決は同じ中国ということで引き分けですね。

 

② 構造を比較する【ビヨンドマックスメガキングvsカタリスト】

軟式バットの飛距離の差は「素材」や「構造」で決まるといってもいいでしょう。では、2つのバットの構造上の特長を比較してみましょう。

ビヨンドマックスメガキング【構造比較】

ビヨンドマックスメガキングの特長はなんといっても、あのへこむ「芯」部分の素材ですね。

バットとボールが 当たった瞬間、ボールではなくバットの方を凹ませて遠くまで飛ばすという発想の転換。以下の図で解説されています。

ビヨンドマックス 構造説明イラスト

ビヨンドマックスシリーズの最新作「ビヨンドマックスメガキング」では、新ウレタン素材『レガリア PU フォーム』が採用されており、前作の「ビヨンドマックスキング」に採用している『微細セルエラストマー』よりも柔らかく、復元力の高い素材になっており、さらなる反発性能向上が可能になったとのことです。

ウレタン以外の部分は、カーボンとグラス素材が使われています。

バット重量をすべて84cmのモデルで合わせました。

  • ビヨンドマックス キング (ミドルバランス)84cm 730g
  • ビヨンドマックス キング2  (トップバランス)84cm 750g
  • ビヨンドマックスメガキング(トップバランス)84cm/710g
  • ビヨンドマックスメガキング(ミドルバランス)84cm/720g
  • ビヨンドマックス メガキング2  (トップバランス)84cm/740g

トップバランスのモデルのほうがミドルバランスに比べ、少し重くなっています。700g代の前半から真ん中あたりの重さのようです。

 

カタリスト【構造比較】

カタリストの素材に最高級のカーボンが100%使用されています。さらに、バットの中心部分に「チタン」もしくは「カーボン」を巻くことによりボールとの接触時に生まれる“しなり”を極限までおさえることで、すべてのエネルギーを反発力に変えることを目指しています。

ビヨンドマックスシリーズがバットの打球面を凹ますことで遠くに飛ばすのに対して、カタリストはバットのしなりを抑えることでバット自体の反発力を高めることでボールを遠くに飛ばすんですね。

バットを強化するために使用されている素材の違いで、カタリストは2つのシリーズに分かれています。

チタンが使用されたタイプが「カタリストTI」

カタリストT1 トップバランス

  • カタリストTI トップバランス 84cm/700g
  • カタリストTI トップバランス 85cm/720g
カーボンが使用されたタイプがミドルバランスの「カタリストBT」

カタリストBT ミドルバランス

  • カタリストBT ミドルバランス 83cm/650g
  • カタリストBT ミドルバランス 84cm/680g

カタリストは、ビヨンドマックスメガキングと比べて軽量であることが分かりますね。

振り抜きやすくて、初速の速い打球をかっ飛ばす!一番バッターとか、中距離ヒッターに最適なタイプじゃないでしょうか!長距離打者が持っても面白いかもしれません。

次の項目でご紹介しますが、2017年、ソフトボールバットとして先行発売されていましたカタリスト2が軟式野球用バットとして発売となりました。

こちらのカタリスト2は、チタンが使用された「TI」タイプのみのリリースになります。

 

では最新モデルを比較してみましょう。

③ 2017最新モデルを比較する【ビヨンドマックスメガキングvsカタリスト】

では、「ビヨンドマックスメガキング」と「カタリスト」の2017年最新作を比較してみましょう。

 

ビヨンドマックスメガキング【最新モデル比較】

ビヨンドマックスメガキング イメージカット

ビヨンドマックスシリーズでは、「ビヨンドマックス オーバル」や「ビヨンドマックス エキスパンド」などが続々と発売されていますが、最長飛距離はなんと言っても「ビヨンドマックスメガキング」シリーズ!

2016年8月現在、ビヨンドマックスメガキングシリーズの最新作は、2016年7月に発売された“ビヨンドマックスメガキング2 フレアグリップ”と“ビヨンドマックスメガキング アドバンス”になります。

ビヨンドマックスメガキング2 フレアグリップ

ビヨンドマックスメガキング2フレアグリップ

グリップエンドに向けて、なだらかな傾斜を描いています。

しかも、このタイプはミドルバランス。手首が返しやすいグリップ形状に加え、扱いやすい重心であることから、幅広い打者に適したメガキング2だと言えるのではないでしょうか。

 

ビヨンドマックスメガキング アドバンス

ビヨンドマックスメガキング アドバンス

メガキングアドバンスがメガキングからどう進化したかというと、打球部(柔らかいウレタン素材部)が広くなったこと。

ビヨンドマックスを使っていると、たまにバットの先端や根っこの柔らかくない部分で打ってしまうことがあります。

このバットだとその確率が減り、飛ばせる確率がアップするというわけです。

ビヨンドマックス、色々と改良されてますね!

 

では、続いてカタリストの最新モデルをチェックしてみましょう!

カタリスト【最新モデル比較】

カタリストシリーズから、前述のカタリスト2がチタンベルトタイプのみ発売となりました。

2016年のカーボンタイプとともにご紹介します。ルックスが超かっこいい、ブラックタイプもあります!

 

カタリスト2 TI チタン 

カタリスト2 BT カーボン イメージカット 

上のタイプが「カタリスト2 TI」2017年最新モデル。トップバランスとミドルバランスの2つがラインアップされています。

下タイプが「カタリストBT」で、バットの中央部分にカーボンベルトが巻かれているミドルバランス。長さと重量は、84cm/680g。鋭い当たりを狙う打者に適した、軽くてミドルバランスです。

 

さらに2016年に発売された木製バットをイメージした“プロモデル”「ブラックカタリスト」がラインアップされています。

 

ブラックカタリストプロモデル2016

 

こちらのタイプはトップバランス、細いグリップ。バット全体も細い設計になっており、まさにホームランバッター用の仕様になっています。

ルックス最高!デザイン渋すぎ!かなり飛びそう!

 

では最後に、気になる価格をチェックしてみましょう。

④ 実売価格を比較する【ビヨンドマックスメガキングvsカタリスト】

ECサイト大手、amazonと楽天で実売価格をチェックしてみましょう。

ビヨンドマックスメガキング【実売価格比較】

amazon

  • ビヨンドマックスメガキング2 1CJBR11884/1CJBR11885/1cjbr126
  • ビヨンドマックスメガキング2 限定モデル 1CJBR12184
  • ビヨンドマックスメガキング2フレアグリップ 1CJBR12284
  • ビヨンドマックスメガキング 1CJBR801

メガキングの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
→amazonでの最新・最安値をチェック

 

では続いて楽天!

楽天

  • ビヨンドマックスメガキング2 限定モデル 1CJBR12184

 

  • ビヨンドマックスメガキング2 1cjbr126

 

 

 

amazonも楽天も3万円半ばの価格帯が中心のようです!

 

続いて、カタリストの実売価格を見てみましょう!

カタリスト【実売価格比較】

amazon

  • カタリスト2 TI wtljrb17t
  • カタリストBT WTLJRB16B

 

 

カタリストの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
→amazonでの最新・最安値をチェック

 

楽天

  • カタリスト2 CT wtljrb17t

 

  • ブラックカタリスト プロモデル WTLJRB16P

 

 

 

カタリストはビヨンドマックスメガキングよりは若干ですが安いようですね。

買いたいモデルは皆さん、それぞれありますよね!デザインで選ぶか、タイプで選ぶか、ビヨンドかカタリストか。。。非常に悩みどころですね。

僕の今のバットはビヨンドマックスキング2ですが、そろそろ買い替え時期かなと勝手に思ったりしてます!ちなみにビヨンドはいいバットです。

 

以上、飛ぶ軟式バットの代名詞、ビヨンドマックスメガキングとカタリストの比較記事でした!どちらのモデルも少々値段がお高いですが、飛距離アップをサポートしてくれること間違いなし!かっ飛ばしてまいりましょう!


 







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