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少年軟式野球用複合バットまとめ【ビヨンドマックス・カタリストなど】

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お父さん必見!2017少年軟式野球用のビヨンドマックスやカタリストなど複合バットについて

先日、草野球チームの超主要メンバーから衝撃の告白。

「インキョ監督、実は俺の息子が少年野球チームに入ることになって、そのチームの活動も日曜日メインになるから、このチームへの参加がかなり減ると思う」

 

 

 

がーーーーーん。

 

 

 

ですが、仕方ありません。家庭優先は言うまでもないところ。

「出来る限り来てほしいとしか言えん」

私インキョ監督はその後のチーム構成に思いを巡らせるのでした。

 

草野球プレイヤーの息子は、野球プレイヤー!?

そんなこともあり、やはり野球好きお父さんたちの子どもが野球をやっている確率は結構高いんじゃないかと思ったのですが、皆さんの周りではどうでしょうか。

そこで今回の記事では、読者のほぼ100%が「草野球プレイヤー」もしくは「野球好き」と思われるこのthe草野球blogですので、少年野球用の軟式バットについての記事を書いてみようと思います。

特にビヨンドマックスの使用に関しては、いろいろと議論もあるようですね。その辺りについても触れてみたいと思います。

 

少年野球用でも活躍する“飛ぶバット”たち。そこには賛否も。

草野球ではハイテクな高機能バットが大人気。

“草野球バット界の帝王”とも言えるミズノ社のビヨンドマックスシリーズ。そして、ルイスビルスラッガー社のカタリスト、ウィルソン社のディマリニ・フェニックス、ゼット社のブラックキャノン、SSK社のメタルハンター、アシックス社のテックエースなど、多くの草野球プライヤーたちに人気の“飛ぶバット”たち。

 

それらのバットにはすべて少年用のラインアップがあり人気も高いようですが、一方で、少年野球用に限ってはビヨンドマックスに代表される複合バットに対してネガティブな意見もあるようです。

散見される意見ですが、

  • 中学野球では禁止されているから少年野球でも使わないほうがその後のためにいい
  • 高価であるためすべての子どもが買えるわけではないから不平等
  • 実力以上に飛ぶため過信してしまう
  • 道具に頼ることへの疑念

などが見受けられます。※中学野球では過去に禁止の時期もあったようですが、現在は一部で使用が認められているようです。

 

私個人の意見ですが、少年野球でのビヨンドマックス使用は問題ないのではないかと思っています。

理由はというと、まず第一に「ビヨンドマックスはプレイヤーに芯で打つことを強く意識させるので、その感覚は後の野球に生きてくる可能性がある」と思うからです。あの柔らかい芯の部分に当ててこそのビヨンドマックスです。他のどのバットよりも、芯で捉える意識、技術の向上に期待が持てるのではないでしょうか。

 

また「高価であるから買えない子との間に不平等が生じる」ことに関しては、チームで一本買えば解決するんじゃないかな、と思いますし、「実力以上」「道具に頼る」みたいなことは少年の精神を育成する上で障害になる危険性はあるとは思いますが、もはや野球というスポーツは少年野球からプロ野球、メジャーリーグに至るまで道具の多様化と進化が凄まじく、この流れは止めようがありません。

ですので、むしろ少年野球の段階からルールで認められた道具の中で最善を尽くすことを教えたほうが将来のためになるのではないか、と私は思います。もはや道具込みの力を実力と捉えるほうが自然かもしれません。

 

いろいろな意見があると思いますが、子どもたちが少年野球を楽しむための選択肢の一つであると前向きにとらえたいですよね。

 

少年軟式野球用“飛ぶ”軟式バットラインアップ2017

それでは少年用の飛ぶバットたちをチェックしてみましょう。

基本的な構造や特長は一般用と変わりませんので、それぞれのバットの詳細は過去の記事草野球におすすめの“飛ぶバット” 7選。複合バットまとめやビヨンドマックスシリーズに関する記事【FRP/金属】ビヨンドマックスメガキング大解剖!【トップ/ミドル】などもご参照ください。

以下のシリーズの少年用最新・人気モデルを、少年プレイヤーにとって需要な目安のひとつ「重さ」とさらに「価格」を中心にチェックしてみましょう。

  • ミズノ社のビヨンドマックスシリーズ
  • ルイスビルスラッガー社のカタリスト
  • ウィルソン社のディマリニ・フェニックス
  • SSK社のハンターマックス
  • ゼット社のブラックキャノン
  • アシックス社のバーストインパクト

まずはビヨンドマックスから。

少年軟式野球用ビヨンドマックスシリーズ(ミズノ)

ビヨンドマックスの最大の特長は、ボールの変形を抑えて飛距離を伸ばす構造にあります。

少年軟式野球用ビヨンドマックス 構造解説イラスト

スコーンと飛んで行くあの打感、球速、飛距離は、このメカニズムから生み出されているんですね。

 

さて、2017年最新の少年軟式野球用のビヨンドマックスシリーズですが

  • 少年軟式用ビヨンドマックスメガキング
  • 少年軟式用ビヨンドマック エクスパンド
  • 少年軟式用ビヨンドマック オーバル
  • 少年軟式用ビヨンドマックス EV

の4種類がラインアップされています。

 

それぞれの特長を一言で言いますと、

1. 少年軟式用ビヨンドマックスメガキング 

→この中で一番飛ぶ!値段も高い!

2.少年軟式用ビヨンドマック エクスパンド

→柔らかい“打球面=芯”の部分が広い!飛ばせる確率、高し!

3.少年軟式用ビヨンドマック オーバル

→面が楕円(オーバル)だから、打ち損じが少ない!軽い!

4.少年軟式用ビヨンドマックス EV 

→値段が安い!コスパ最強!

 

ジュニア用バットとしては重量が気になるところですが、最も軽い「ビヨンドマックス オーバル」で75cm/530g、最も重いもので「ビヨンドマックス エクスパンド80cm/580gと幅広くラインアップされています。

体格の小さい時期からパワーのあるお子さんまで、ビヨンドマックスにトライすることができそうです。

 

さて、気になる実売価格をamazonでチェックしてみましょう。

amazon 少年軟式用ビヨンドマックス

  • 少年軟式用ビヨンドマックス メガキング2 1cjby120
  • 少年軟式用ビヨンドマックスメガキング 1cjby121
  • 少年軟式用ビヨンドマック エクスパンド 1CJBY11976/78/80
  • 少年軟式用ビヨンドマック オーバル 1CJBY11875/77/79
  • 少年軟式用ビヨンドマックス EV 1CJBY11674/76/78/80


少年軟式用ビヨンドマックスの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
→amazonでの最新・最安値をチェック

 

では楽天ではどうでしょうか。

楽天 少年軟式用ビヨンドマックス

少年軟式用ビヨンドマックスメガキング2 ダークシルバー 1CJBY12078-0509

 

 

少年軟式用ビヨンドマックス メガキング2 パープル 1CJBY12578-67

 

 

いやー、さすがのビヨンド、メガキングはいい値段しますね。比べてビヨンドマックス EVはお安めですので、ビヨンドマックスのエントリーモデルとしてはコストパフォーマンス高いのはないでしょうか。

 

少年軟式野球用カタリスト(ルイスビルスラッガー)

少年軟式野球用カタリストラインアップ

このバットの飛ぶ秘密は、バットのしなりを抑えて反発力につなげること。

球足が速い当たりが特長です。100%カーボン素材が採用されていて高い反発力を生み出します。

 

最新の少年軟式用カタリストには以下の3種類がラインアップされています。

①少年軟式用カタリスト TI

少年軟式用カタリスト TI イメージ画像

→長距離打者に適したトップバランス。体格と力のあるお子さん向け。

76cmで540g。78cm/580g。80cm/600g。

 

②少年軟式用カタリスト BT

少年軟式野球用カタリスト BT イメージ画像

→バットに振り回されづらい、扱いやすいミドルバランス。82cmの長いタイプがラインアップ。

76cmで540g。78cm/580g。80cm/600g。82cm/620g。

 

③少年軟式用カタリスト TWOX 

少年軟式野球用カタリスト TWOX イメージ画像

→トップバランスだが、最も軽い。ソフトな打感と痺れ低減を実現。

76cmで520g。78cm/550g。80cm/570g。

 

色も赤・青・ゴールドと揃っていて、好みが分かれそうですね。

最近では体格のいいお子さんも多いので、赤のTI青のBTでも十分振れるバッターも多いと思いますが、軽さでは一番下のゴールドのTWOXで決まりですね。

最も軽いモデルで76cmで520gということは、前述のビヨンドマックスメガキングの最軽量モデル「オーバル」の75cm539gよりも軽いことが分かります。

 

カタリストは、2017年最新モデルとして「カタリストⅡ」としてチタンベルトタイプ(TI)が発売されました。

以下、amazonと楽天で取り扱いがあるようなので、実売価格をチェックしてみましょう。

amazon 少年軟式用カタリスト 2017

  • 少年軟式用カタリストⅡTI WTLJJR17M/WTLJJR17T
  • 少年軟式用カタリストBT WTLJJR16B

※2016年8月現在、amazonでは少年軟式用カタリストTWOXの取り扱いはないようです。

少年軟式用カタリストの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
→amazonでの最新・最安値をチェック

 

楽天では2017年最新モデル「カタリストⅡ」のミドルバランスとトップバランスをご紹介します。

楽天 少年軟式用カタリストⅡ

  • 少年軟式用カタリストⅡ TI 2017モデル(ミドルバランス) wtljjr17m

 

  • 少年軟式用カタリストⅡ TI 2017モデル(ブラック) WTLJJR17T7858

 

 

カタリストは全体的にビヨンドマックスメガキングより少し高い価格帯のようです。

どちらも2万円〜3万円程度。子どもには大切に使わせないといけませんね!

 

では続いてウィルソンのフェニックス。

少年軟式野球用ディマリニ・フェニックス(ウィルソン)

先ほどのカタリストはしなりを抑制して遠くまで飛ばすことが特長でしたが、このディマリニ・フェニックスはその真逆の発想。しならせて反発力を高め、遠くまで飛ばす構造になっています。

少年軟式野球用ディマリニ・フェニックス 説明画像

高い反発性としなやかさ!これまた飛びそうですね。トップバランスですので、グーンとしなって、ポーンと飛ばすイメージでしょうか。

ディマリニ・フェニックスの軟式野球用はこの1タイプになりますが、デザインかっこよすぎ!こんなバット持ってたら、お子さんヒーロー!?

では、重さをチェックしてみましょう。

76cmで570g、78cmで590g。80cmで610g。

カタリストの最軽量モデルが76cmで520gでしたので、フェニックスは重めの設計になります。

 

実売価格はいかほどでしょうか。

amazon 少年軟式用ディマリニ・フェニックス

  • 少年軟式用フェニックス ブラック WTDXJRPPJ
  • 少年軟式用フェニックス ブルー WTDXJROPJ
  • 少年軟式用フェニックス ブルー WTDXJRQPJ

 

では楽天ではどうでしょうか。

楽天 少年軟式用ディマリニ・フェニックス

  • 少年軟式用フェニックス ブルー WTDXJRQPJ

 

 

こちらのバットも約3万円。カタリストと同価格帯となっています。

 

 

では次はSSKのハンターマックス!

 

少年軟式野球用ハンターマックス(SSK)

このバットの最大の特徴は「バンピーコア」構造という芯の部分のでこぼこの形状にあります。

少年軟式野球用ハンターマックス 構造解説イラスト

「ボールを変形させないで飛ばす」というコンセプトは、あのビヨンドマックスと同様ですね。ビヨンドマックスは遠くに飛ばすイメージですが、このハンターマックスは初速の速い打球を売りにしているようです。

キャッチコピーは「体感せよ!常識破りの弾丸ライナー。」

ハンターマックスのイメージキャラクターには、子どもたちからの人気も高い読売巨人軍坂本選手!

少年軟式野球用ハンターマックス 坂本勇人選手

かっこいい!

坂本選手は2016年度シーズン絶好調!当たりが戻ってきました!

以前のハンターシリーズよりも打球初速が6.6%アップし、バンピーコア搭載の打球面も22cmから25cmに拡がりました

ラインアップは

①少年軟式用ハンターマックス ブラック 78cm/590g

少年軟式野球用ハンターマックス ブラック

 

②少年軟式用ハンターマックス シルバー 80cm/605g

少年軟式野球用ハンターマックス シルバー

 

 

どちらのモデルもミドルバランスです。重量はビヨンドマックスやカタリストより少しだけ重く、ディマリニ・フェニックスと同じくらいの重さです。

 

価格を見てみましょう。

amazon 少年軟式用ハンターマックス

  • 少年軟式用ハンターマックス HMNJ0116

少年軟式用ハンターマックスの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
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では楽天!

楽天 少年軟式用ハンターマックス

  • 少年軟式用ハンターマックス HMNJ0116

 

 

どちらも2万5千円〜で販売されているようですね。

 

さて、続いてゼットのブラックキャノンの少年軟式用バットになります。

少年軟式野球用ブラックキャノン(ゼット)

最新のブラックキャノンのご紹介です。

芯の部分の素材を3種に分ける「三重管構造」によるトランポリン効果が、高反発を生み出すバットです。

製品紹介動画がありますので、ご覧ください。

反発力は高そうですし、デザインもかっこいい!派手さがない分、飛びへの自信を感じます。

少年軟式用のブラックキャノンはグリップタイプが異なる2種類がラインアップ。

少年軟式野球用ブラックキャノン ラインアップ

 

重さはどうでしょうか。最も軽いタイプで76cm530g。軽いですね。重いモデルでも80cmで580gで長くても軽いタイプになりますね。振りやすそうです!

さて、値段も軽い!となるのでしょうか。

amazon 少年軟式用ブラックキャノン

  • 少年軟式用ブラックキャノン BCT71678/80
  • 少年軟式用ブラックキャノン BCT72676/78/80

少年軟式用ブラックキャノンの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
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なかなか安い価格帯ですね。楽天ではどうでしょうか。

楽天 少年軟式用ブラックキャノン

  • 少年軟式用ブラックキャノン BCT71780-1319 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ZETT/ゼット】 少年軟式バット FRP製 ブラックキャノン-ST BCT71780-1319
価格:16416円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)

 

 

  • 少年軟式用ブラックキャノン BCT71780-1900

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ZETT/ゼット】 少年軟式用バット FRP製 ブラックキャノン-ST BCT71780-1900
価格:16416円(税込、送料無料) (2017/9/18時点)

 

 

2万円代の前半ですね。

 

では、最後にアシックス社のウルトラテックエースをご紹介します!

少年軟式野球用バーストインパクト/ウルトラテックエース(アシックス)

2016年アシックス社の最新のハイテクバットは、“バーストインパクト”。ウルトラテックエースシリーズの次に発売されたモデルになります。

※テックエースシリーズはヘッドキャップが抜けてしまう製品不良があったようです。うーんなんとも。

 

このバットの最大の特長は、打球部分全体が柔らかいウレタン素材という驚きのバットです。ビヨンドマックスに代表される、あのバットの芯の柔らかい素材が、なんと根っこから先端までを覆い尽くしているのです。

これはすごい!打ち損じが少なそうですね。

その最新モデルが、バーストインパクトになります。

少年軟式野球用バーストインパクト

 

バーストインパクト!どこで打っても足の早い打球が飛びそうですね。

 

では、重さはどうでしょうか。

少年軟式用バーストインパクトは75cmで570g、78cmで580g、80cmで590g

軽い部類に入りますね。しかも打ち損じが少なくなると打率が上がるかもしれません。

実売価格を見てみましょう。

amazon 少年軟式用バーストインパクト

  • 少年軟式用バーストインパクト BB8424/8422


少年軟式用バーストインパクトの最新・最安値は以下のリンクからもチェックできます。
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楽天 少年軟式用バーストインパクト

  • 少年軟式用バーストインパクト BB8424

 

実売価格は2万円代半ばから3万円程度といったあたりになるようです。

 

少年軟式野球用バットまとめ

まず飛距離に関して。

使用禁止の議論の発端となったとも言える飛ぶバット界の王様ビヨンドマックスシリーズが最も飛ぶバットである可能性が高いように思えます。これは人によって、もしくは環境によってなどさまざまな見方があるとは思いますので一概には言えませんが、草野球界をビヨンドマックスが席巻している状況を見ると、少年用の中でも最も飛ぶバットの筆頭はビヨンドマックスである可能性が非常に高いと結論づけておきます。

 

さて次は少年にとってとても大事な重さです。

飛ぶからといって、自分にとって重すぎるバットを使用することはよくありません。打撃フォームも崩れてしまうでしょう。

以下、軽い順。同じ80cmタイプで比べてみましょう。

  • 「ブラックキャノン スタンダード」80cmで平均550g
  • 「カタリスト トゥーエックスコンボ」80cmで平均570g
  • 「ビヨンドマックスメガキング」80cmで平均580g
  • 「バーストインパクト」80cmで平均590g
  • 「ハンターマックス」80cmで平均605g
  • 「ディマリニ フェニックス」80cmで平均610g

 

最後に金額。以下、安い順。実売価格ベースです。

  • 「ビヨンドマックス EV」¥14,000程度から
  • 「ブラックキャノン」¥20,000程度から
  • 「バーストインパクト」¥24,000程度から
  • 「カタリスト」¥25,000程度から
  • 「ハンターマックス」¥25,000程度から
  • 「ディマリニ・フェニックス」¥27,000程度から

といった感じでしょう。

 

つまり、飛距離なら「ビヨンドマックスメガキング」。軽さなら「ブラックキャノン」。安さなら「ビヨンドマックス EV」。というようなイメージでしょうか。

 

以上、少年軟式用の複合バット、飛ぶバットのご紹介記事でした。お子様のバット選びのご参考にお役立ていただければ幸いです。ではまた。


 







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